最初は1人、個人の活動からはじまりました。
ホームレスの猫の世話を続けている人、捨て犬をみつけては保護し 自分で飼ったり、里親探しをしたりと地道な活動をしている人。
ある時、志を同じくする者同士が小さな輪を作り互いに協力しながら出来ることからはじめようと会を発足し17年が経過しました。
この間、新しい家庭に貰われた動物は5600頭あまり。その動物達のえさ、病気の子の治療費や不妊去勢等の維持費は年会費と寄付金、バザー収益でまかなってきました。
しかし会の活動が社会に知られるにつれ相談件数も増え最近では財政も不足し個人からの借り入れ金で賄わざるをえない状況になっています。
一緒にできることからはじめませんか?
岩手県内では1年間で668頭(2015年度)を超える犬猫が殺処分されている現実をなんとかしたい。捨てられた動物を一頭でも救いたい。
この様な皆さんの要望に応えたくても応えきれない状況です。会では会の存続の為に動物の適正飼育の啓発をあわせて紹介し、賛同者を募り、力をあわせていきたいと思います。
また動物愛護団体として行政に発言力を持ちながらも力をあわせていける団体になりたいと思っています。
今の社会では一度捨てられた動物は生きていくことができません。飢えや恐怖におびえながら外を徘徊し一報があれば保健所の捕獲により死んでいく運命をたどっています。
一度飼った動物は最後まで飼い続けると言う意識を広めていくことが大切なことだと思います。
捨てる人間がいる限り不幸な命は後をたたないでしょう。
しかし、そんな動物を救えるのも人間のはずです。
大切なのは同じ「いのち」をかんがえること。
あなたの手を、心を、必要とする「いのち」があります。